2010年12月5日日曜日

産経新聞の誤報

朝鮮学校への抗議デモ参加者に飛びかかり妨害 27歳男を逮捕

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101205/crm1012050003000-n1.htm


知り合いのアナキストが逮捕された。
昨日、「主権回復を目指す会」という市民右翼ら100人が、民族差別デモをおこなっていたので、これに抗議したものだ。
報道では「デモ参加者に飛びかかり」となっているが、実際はそうではない。飛びかかったのは右翼の側である。
真相は、彼が抗議の横断幕を持って立ちはだかったところ、「主権回復」の代表(西村修平)が飛びかかってきたのだ。
ちょっと想像すればわかりそうなものだが、「横断幕を掲げ」ながら「飛びかかる」というのは、行為のプロセスとしてちょっと難しい。奴らに飛びかかってやろうというのなら、横断幕など捨ててしまうか最初から持っていかない。まあ、もみ合いになってしまえば誰が誰をどうしたかなどわからない状態になってしまうわけだが、最初の発端にどちらが先に手を出したかはとても重要だ。
西村たちは過去のデモなどでも、抗議者に暴行を加えてきた事実がある。 また、アナキストは先に手を出したことはない。やられたらやりかえすけどね。
というわけで、産経は嘘を書くな。訂正せよ。