2011年10月21日金曜日

長野県安曇野市からセシウム検出

 京都の登山愛好家が、長野県安曇野市の計測データを送ってくれた。
「東京砂場プロジェクト」のサイトでは長野県まではフォローしていないので、ここで報告する。

国営アルプスあづみの公園(入口)        0.15 
国営アルプスあづみの公園脇(ウエストン像の裏) 0.19
常念ふれあい公園 (木製のデスクの下)     0.20
常念ふれあい公園 (水場の砂地の部分)     0.19
文化公園     (砂場なし、公園中央の地面) 0.11 
豊科中央公園   (砂場)           0.22
かじかの里公園  (砂場なし、ジャングルジム下)0.20
北城公園     (砂場なし、ゲートボール場) 0.18
町尻公園     (砂場)           0.19
(単位はマイクロシーベルト毎時)
計測日 10月6・7日、機種 RADEX RD1503

国営アルプスあづみの公園には、近代登山の開拓者ウエストン氏の胸像がある。


ここから落ち葉1.3ℓを採取。NaIシンチレーションスペクトロメータにかけたところ、セシウムが検出された。
セシウム137  24.9 Bq/kg
セシウム134  21.7 Bq/kg
合計で46.6 Bq/kg、平米換算で、3029 Bq/㎡ という結果だ。

安曇野市は松本市の西側、常念岳のふもと。群馬県から流入した放射性物質は、上田市と松本市をこえて、北アルプスの手前で安曇野に降下したと思われる。常念岳の西側、上高地がどうなっているかは、まだわからない。誰かサンプルをください。