2011年9月15日木曜日

千葉県船橋市 小栗原東公園

船橋市の山の手緑さんから砂を送ってもらった。
地下鉄東西線・原木中山駅の裏側にある小栗原東公園の砂場から、地表5cmの砂1リットルを採取し、名古屋に送ってもらった。
 測定センターにあるNaIシンチレーションにかけたところ、

セシウム137 99.7Bq/kg
セシウム134 88.0Bq/kg
ヨウ素131  不検出(検出限界15Bq/kg)

という結果が出た。
 セシウム137と134をあわせて、187.7ベクレル/キログラム。
 これを平米あたりに換算すると、

187.7 × 65 = 12155Bq/㎡

 これを線量率にすると

12155 ÷ 282000 = 0.043μSV/h

ということになる。
 小栗原東公園の砂場は、放射性セシウムの二種合計で、0.043μSV/hの放射線を浴びせている。サンプルの砂に分析結果を添えて、船橋市公園課に送ろうと思う。


 さて、ここからが本題だ。
 関東の自然放射線は年間約1mSV/yだから、時間当たりでは、0.11μSV/hである。
これにセシウム二種合計の0.043μSV/hを加えると、

0.11 + 0.043 = 0.153μSV/h ということになる。

 で、小栗原東公園の砂場表面の線量率が0.153μSV/hかというと、実際は違う。
砂場表面にガイガー―ミュラー管の計測器を置くと、0.2μSV/hという数字になる。
その差は、

0.2 - 0.153 = 0.047μSV/h だ。

 核種分析で得たセシウムの量と同じぐらい、不明なものがある。
 これは二つの要素が考えられる。
1、大気中の放射性物質(ガスや塵)をカウントしたもの。
2、砂に堆積したセシウム以外の放射性物質から、ガンマ線・ベータ線をカウントしたもの。

 仮に、大気中の放射性エアロゾルが無視できるほど少ないなら、セシウム以外の核種(ストロンチウム等)を推定できるのだが、千葉県はな、難しいんだよな。
 まだまだ手探りは続く。

追記 
 ちなみにこの砂から出たカリウム40の量は、310Bq/kg。線量率で0.07μSV/hになる。これを自然放射線0.11μSV/hにコミで考えてよいのか、少しはみだしているのかはわからない。もしかしたら、砂自体がもつカリウム40が過剰でバックグラウンドをおしあげている可能性もあるので、ここは検証が必要かもしれない。ストロンチウム推定までの道のりは長い。