2014年5月15日木曜日

2016年問題に備えよ



 ウクライナの歴史を参照するならば、放射能汚染による病者・死者は事故から5年後に爆発的に増大する。日本では2016年に病者・死者が爆発的に増大するということになる。現在でもすでに感染症の増加がみられるが、2016年以降はパンデミックが発生する。関東・東北では充分な医療措置が受けられなくなると覚悟したほうがいいだろう。
 不吉なことを言うやつだといやがられるかもしれないが、私は霊的な予言をしているのではなく、ウクライナの歴史を参照しているだけである。東電の撒き散らした放射性物質がソ連邦の放射性物質よりも弱いということはないし、モンゴロイドがコーカソイドより被曝に強いというわけでもない。日本でもウクライナと同様の事態になると予測するのが妥当だ。2016年に東京は壊滅的な打撃をうける。

 2016年の危機は、現在の支配関係を反転させる契機でもある。目指すべきは、支配階級が混乱をきわめ、われわれがまったく混乱していないという状態を実現することだ。敵が混乱の中で主導性を失い、われわれがどのような攻撃も自由に選ぶことができる状態にしなくてはならない。

 2016年まであと二年間ある。この二年間、ただ不安を抱えて腕をこまねいているのではいけない。そんな態度は左翼とは言えない。2016年以降の反転攻勢を準備するために、いちはやく東京を脱出し、体調を整え、頭脳を明晰にしておかなくてはならない。2016年の段階でまだ東京をウロウロしているような者は、残念だが、戦力外だ。これからはじまる歴史的な闘争に加わりたいなら、東京を出よ。