6月下旬に発売となる『現代思想7月号』(青土社)に原稿を出した。
7月号の特集は『被曝と暮らし』。
4月に博多のトークイベントに呼んでくれた森元斎くんも書いている。博多で彼と話したときに、「原稿依頼がきた」と言っていた。
「いいなあ森くんは。俺なんかもう腫れものだから、なかなか依頼こないよ。」と言っていたら、何があったのか、たぶん予想外に書き手が少なかったのだと思うのだが、締切の三週間前に依頼がきた。もう雑誌から依頼がくるのは最後かもしれないので、書きたい放題に書いた。
私が出した原稿は、ずばり「被曝不平等論」。
「被曝を受忍する」とか簡単に言うけど国民が平等に痛みを分かち合うなんて現実にはありえないよね、という話。被曝が不平等という話から、さらには、市民の防護活動をあてにしてタダノリする政府は許せん、という話。さらに筆がのったので、いま主婦バッシングする奴らはブルジョアイデオロギーに汚染されたニセ左翼・ニセフェミニストだ、という話。個人名はいちいちあげていないが、誰のことを言っているのかは明白。再点検ですよ、もう。
この「被曝不平等論」は、三倍ぐらいに加筆して書籍にする予定。年内に書きあげたい。