2011年5月18日水曜日

国と教育の恥ずかしい話

 長崎大学の山下俊一という腐れ外道が、すごい。
 福島県の集会で「安全」を触れ回っているのだが、その論法が、もう。

1、「国が安全だといっている以上、自分は一国民としてそれに従う」発言。
2、「私は被曝者二世だがしっかり生きている」発言。

 聞いていて頭がくらくらしてきた。
 まず1の発言だが、こいつはもう科学者じゃないのな。国が天動説をとったら一国民として天動説を支持なんだな。もうね、ガリレオの伝記から読み直せと。
 2の発言もひどい。おまえがピンピンしてるからってそれがなんなんだよクソジジイ。原爆症で死んでいった人間や苦しんだ人間については忘れなさいってことなのか。それ、原爆症患者の前で言えますか。この発言は学説うんぬん以前に、倫理的に大問題だ。長崎大学はこいつを追放しろ。


 こういう非常時に、非常時だからこそ、教養のなさがあらわれてしまうのか、大阪府知事の橋下がまた低脳ぶりをさらしている。日の丸・君が代に従わない教員を排除する、と。なんなのかいったい。文部科学省が福島市の児童に年間20ミリシーベルトを強要して問題になっているこの時期に、これだ。低脳な人間のために噛み砕いて教えてやるが、教育機関というものは、国から独立した権力をもたなくちゃダメなんです。学校が国の言うとおりにやっていたら、馬鹿な政策のために子供が危険にさらされるんです。それは70年前の戦争の話だけじゃなくて、いま福島の学校現場で教育の自治がグズグズなもんだから、保護者はハラハラしてるわけ。
 低脳なやつってば本当にうんざりだ。外国人が聞いたらドンビキだぞ恥ずかしい。