2012年12月28日金曜日

「天罰」とは、このことか




自民党・安倍総裁は、開票日の夜から微妙な面持ちだった。安倍が、「我々(自民党)が勝利したのではない」と繰り返し言うとき、それは建前で言っているというよりも、事態の展開に当惑しているように見えた。実際、自民党の得票数は前回と比べて増えていない。ただ小選挙区制度が自・公に政権を押し付けたという構図だ。

安倍政権最初の記者会見の最中に、官房副長官が倒れた。
倒れたのは杉田という男で、警備公安警察の外事課出身、71才だ。飲まず食わずで作業していたので低血糖になった、長時間立っていたので体調を崩した、と釈明しているが、会見が終わるのも待てないとは。これは被曝症状だ。まさに「天罰」。

いや、喜んではいない。公安出身の老人が「ぐえええ」とうめき声をあげたときはちょっと嬉しかったが、こういう動画は仲間と酒を飲みながらわいわい鑑賞するべきものだ。安全な環境に身を置いて、高みの見物をしたかった。


会見動画(1分50秒あたりから)



自民党がこれから直面する現実