10月11日、新宿のMARSで、エスネ・ゾパックにインタビュー。
エスネ・ゾパックは、バスクからやって来た4人組のミュージシャン。
http://www.japonicus.com/jap/esnezopak/index.html
http://www.youtube.com/watch?v=zcklmqQx7tE
インタビューの詳細は後日発表なのでいまは書けないが、
ライブを観て思ったのは、「海賊っぽいなあ」ということだった。
ひざ丈のズボンにサンダル、一人は完全に裸足。なぜ裸足で出てくるのか。船乗りなのか。
PS(海賊研究)的には、「裸足のバスク人」に目が釘付けだった。
バスクは鉄鋼や造船で栄える先進工業地域だが、11世紀から16世紀にかけては、捕鯨活動を独占的に担っていたという歴史がある。近代になるとオランダやイギリスの捕鯨船が主流になるが、バスクはその後も多くの船乗りを輩出していった。造船技術と航海術をもつバスク人たちが、近代海賊の形成にどのように関わったかはまだ今後の研究課題。だが、大西洋を臨むバスクと、地中海に面するカタルーニャが、スペインを大いに手こずらせることになるという事実は気に留めておくべきだろう。
という妄想はともかく、ライブはかなり良かった。エスネ・ゾパックの前にやった浅草ジンタもかっこよかった。ひさしぶりに踊ったので、腰が痛い。