今日、甲状腺の超音波検査と血液の採取をした。
妻と娘のエコー画像には異常がなかったが、私の甲状腺からは10個ののう胞がみつかった。
小さいものは3.5mmから、最大10.5mmの「ふくろ」が並んでいる。担当の医師は「数が多すぎる」と。来週、血液検査の結果が出てからまた考えるが、いずれにしろ経過を観察するしかない。
私について言うと、ヨウ素131はほとんど吸入していないはずである。愛知から東京へ公園調査に行ったのは2011年5月の下旬。爆発拡散から約70日後にはじめて東京に行ったのだから、ヨウ素131(半減期8日)は500分の1にまで減少していたはずだ。ここから推測すると、私の甲状腺のう胞は、セシウムなどヨウ素以外の核種によってできたのではないかと思う。
5月末から7月中旬まで首都圏の各地を走り回っていたが、この程度の活動でも、10個ののう胞ができてしまうのだ。首都圏に住み続けている人たちは充分に用心してほしい。というか、医者に行って検査してほしい。たぶん異常が出る。
追記
ちなみに検査費用は、保険適用3割負担で4920円だった。
10割負担だと16400円か。
はやめに検査して画像をもらうことを推奨。
被曝という事実を受け容れるのは恐ろしいことだが、敵もまた我々以上に恐怖しているのだから、攻め手をゆるめてはならない。着実に歩を進め、包囲しよう。