2013年12月20日金曜日

無防備被曝の恥ずかしさ



 私はまったく知らないが、南郷某という右翼漫画家が死んだらしい。
この男は、放射性物質を放出する福島第一原発に肉薄したり、被曝を怖れるなという安全デマを漫画にしていた。排外主義で知られる「在特会」系右翼ともつながりがあるようだ。
 39歳で孤独死。こういう人間が死ぬのはよい。メシがウマイとまでは言わないが、酒席の話題にはちょうどよい。

 放射能はそれほど危険ではないという説を信じたり、放射線防護のために活動する人をバカにしたりしてきた者が、これから大量に死ぬ。これはとても恥ずかしいことだ。人間とはなんてマヌケな存在なんだろうと思う。

 私はこういうマヌケどもと同類にならぬよう、今後も気をゆるめず放射線防護を継続しようと思う。もしもいま命を失くしたら、このマヌケ右翼と同じ統計記録にカウントされてしまうことになる。そんな不名誉な扱いを受けるくらいなら死んだほうがましだ。いや、だから、死んではいけない。絶対に、死んではいけない。

 いまはどんなにバカにされても、生きよう。


 生きろ。