ヨーロッパの著名な理論家アントニオ・ネグリ氏が来日しているらしい。昨日、このことを知った。よりによって東京に滞在しているそうだ。
一刻も早く帰って欲しい。
理由の第一は、被曝による健康被害である。東京の放射能汚染について、ネグリ氏がどれだけの説明を受けて、どのような防護対策を施されているか、今の時点ではわからない。しかし、東京で飲食すること、とくに高級な国産食材を摂ることは、内部被曝の危険性が高い。拡散事件後に来日したレディ・ガガ氏やジャスティン・ビーバー氏は、帰国後に重い体調不良を訴えている。高齢のネグリ氏が、なんらかの経路で内部被曝をし身体にダメージを受けるのは必至だ。
理由の第二は、ネグリ氏の来日が日本政府の汚染隠しに利用されることである。いま日本政府が躍起になっているだろうことは、東京への警戒心を払拭し安全宣言を果たすことである。東京の観光収入と、さまざまな国際会議事業の回復である。特に東京都は、オリンピックを誘致に手を挙げるという驚くべき方法で、東京の安全宣言に血道を上げているのである。これら汚染隠しという政策のもとで、ネグリ氏は東京に招聘されているわけだ。まるっきり人寄せパンダである。いま日本の人民大衆が汚染の告発を闘争課題にしているなかで、政府のパンダに利用されるとはなにごとか。著名な理論家としては恥ずべき失態である。
私はネグリ氏を尊敬している。だからこそ言う。
とっとと東京から出て行け。