原子力都市と海賊
矢部史郎のノート (旧「海賊共産主義へ」)
2011年1月4日火曜日
正月については何も言いたくない
正月は悲しい。
ただテレビだけが賑やかに声をあげている。
我々は慣習に従って「あけましておめでとうございます」と言うが、本当は逃げ出したい気分でいっぱいだ。
生命を奪う厳しい冬がくる。
この日、我々が身を寄せ合い笑顔をふりまくのは、残酷な摂理の暴力を前に心底うろたえているからだ。
正月については何も言いたくない。
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