2012年10月28日日曜日

超チェルノブイリ級




福島の児童の半数以上で甲状腺の異常が確認されている。
頭髪が全部抜けてしまったこどももいる。
年齢にかかわらず、突然死が報告されている。

これまで、IAEAによる事故評価「レベル7」を出発点に、チェルノブイリ事件と今回の事件とを比較してきたが、どうやらそういう話ではないようだ。「チェルノブイリと同等」という先入観は通用しない。状況は私たちが考える以上に深刻で、これまで人類が確認したことのない数値が出てしまっている。

 この1年半、東京を「低線量被曝地帯」と呼んできたが、これを撤回し、修正する。東北・関東の住民の被曝線量を、「低線量」とみなす客観的理由がない。
おそらく超チェルノブイリ級の放射能汚染がある。
上限の見えない被曝被害を想定しておいた方がいい。