8月は、韓国から来日した反核活動家イウォニョン氏と80kmほど歩いた。
へとへとになって高熱も出したが、おおいに得るものがあった。
9月11日の国会前行進に向けた呼びかけの文章で、私は自分でも驚くような大胆な表現をしていた。被曝受忍政策(濃度規制政策)を指して私は、「弱く野蛮な考え」と書いていたのだった。さっき気がついた。
脱水症状につづき高熱でうなされたあとに、ひょうたんからこまというか、一線を越える表現をしてしまった。
これはいい。
道徳的な判断ではなく、また道徳を転写しただけの政治的判断でもなく、強度の審級で問題を考えること。正しいか否かではなく、強い考えか弱い考えかで、議論を評価すること。これは非常に魅力的だ。
とはいったものの、これはこれで、大変な道だ。
満身創痍になることは覚悟しなければならない。
しかしまあ、やるしかない。