2015年11月24日火曜日

ヤケドしそうな熱いやつ

福岡の森元斎くんから献本をいただいた。ありがとう。



失礼は承知で言うのだが、私はこれまでたくさんの献本をもらってきたが、私より若いやつがどんな本を書いたところでたいしたことはねえ、と思っていた。
それは口に出しては言わない。大人だから。
でも、たいした内容は書いてないんだから。
まあ、はっきり言うが、私はいまの30代の書き手をなめている。

しかし今回は違う。
これは、やばい。
『具体性の哲学』なんて売れなそうな退屈そうなタイトルなのに、書き出しの1ページ目から文章の「圧」がすごい。

まずい。
私の自尊心が崩れていく。

しかもこいつはパンクである。以前、一度だけカラオケをやったから知っているのだが、森元斎はパンクだ。そしてさらに、こいつは移住者だ。2011年の3月に命からがら東京を脱出した「放射脳」の哲学者だ。

こういう書き手は怖ろしい。
なにを言い出すかわからない。
やばいやばいやばい。
gkbrgkbr。
どうか森元斎が暴発しませんように。