今年のはじめ、名古屋共産研の集会報告集を発行しましたが、わりと評判が良かったので、また新しい冊子を作りました。
タイトルは、『討議 2011年以後、どうなのか』。
内容は、フリーター全般労働組合の山口素明氏と矢部史郎の対談です。2011年の原発事故からじつに6年ぶりの討議です。東京と名古屋にわかれた二人が、改めてこの6年をふりかえってみようということで、大阪で対談。原発事故後の言論状況、復興ボランティア、「放射脳」、「福島差別」などをめぐって、強い内容の議論をしました。
また、参考資料として、矢部+山の手の論文『シジフォスたちの陶酔』(2014年、初出『インパクション』誌)を、全文再録しました。
36頁、300円。
取り扱い書店は、ウニタ書店(名古屋)と、模索舎(東京)です。
今回の冊子は名古屋共産研ではなく、矢部史郎+山の手緑で編集・発行しました。発行者は“遠心力出版”となります。この冊子にかんする苦情・異論等は、名古屋共産研ではなく遠心力出版へどうぞ。