2019年3月10日日曜日

8年目の3月

2011年の事件から、もう8年たつのか。
名古屋の矢場町公園で行われた反原発集会に参加。
もう何年もデモに行っていないのだが、デモ指揮の手伝いを頼まれたので行ってみた。
ジェロニモレーベルのステージをみて、8年前のいろいろなことを思い出した。
もうほとんど忘れかけていたのだが。
あのとき私たちは、政府に殺されそうになり、命からがら逃げて来たのだ。

ジェロニモレーベル ↓





2019年3月8日金曜日

開沼博、大学生から提訴される


 福島復興政策にからむ一流社会学者・開沼博が、大学生をいびって、反撃されている。詳細はこれ↓


アワープラネットの記事↓
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2378

いやあ。笑わせてくれるなあ。ニヤニヤしちゃうよおじさんは。

 さて、しかし、笑ってばかりはいられないのは、提訴したこの大学生が、開沼に悪意をもって攻撃しているのではないらしいということだ。
どうやらこの学生は、素でやっている。素で福島現地に足を運び、ハッピーロードの企画を取材し、開沼の指導をあおごうとしていたらしいのである。もう、こういう「研究」を素でやってしまっているという時点で「おまえ社会学の素養ないよ」と言いたいところだが、まあ学生だから大目に見るか。しかしこの学生、開沼とのトラブルがなければ、おそらくハッピーロードの宣伝の片棒を担いでいたわけだから、やっぱりダメだな。センスも将来性もない。学部を変えてやりなおした方がいい。
 福島復興政策は、できの悪い学生ができの悪い一流学者にビシビシいびられる状況を生み出している。これは文科省と開沼のせいばかりではない。大学人の寛容が、不寛容で非科学的でファシストじみた復興学者に居場所を与えてしまっているから、こういうことが起きるのだ。本来ビシビシしごかれるべきは開沼博である。立論がガタガタで穴だらけの青二才が政治的に立ち回って出世するという状況を、大学人はゆるしていてはいけない。
 こういう事件はまだまだ起きるだろう。いまの若い学者は、政策から距離をとるということをしない。そういう意味で、大学は非常に危険な場所になっている。学生諸君は一流学者の恫喝にあったら、弁護士に相談してどんどん提訴するべきだ。

2019年3月7日木曜日

やっと執筆作業が終了。くたびれた。

昨年9月から書いてきた書籍向けの原稿が、ようやく最終段階にはいりました。
第2校まで提出したので、あとはデータと図版の作業。著者の作業はほぼ終了です。

テーマは、名古屋の都市空間史。タイトルは未定。版元は現代書館です。

編集者は「原子力都市」で一緒に旅をした“バック”こと福田慶太氏。
写真もバック。名古屋の乾いた空間を撮影するという普通ならちょっとたじろぐような課題を、たんたんと職人的に遂行してくれました。

発売日は未定ですが、たぶん5月ごろ。
ぜひ買ってください。
自分で言うのもなんですが、まあ、おもしろい。
版元も前向きなようなので、販売促進のイベントもやります。
その際はご協力をおねがいします。