原子力都市と海賊
矢部史郎のノート (旧「海賊共産主義へ」)
2013年8月30日金曜日
なぜ移住者は歓迎されないか
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関東・東北の汚染地域から移住する動きがすすんでいる。 あたらしい移住先を決めてから、その土地では歓迎されたり歓迎されなかったりするだろう。多くの日本人は放射能汚染というものを理解していないし、移住者のおかれた境遇や困難を想像してくれたりはしない。甘い期待は禁物だ...
2013年8月18日日曜日
移住者は何と対決しているか
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編集者の前瀬くんが東京から大阪への移転を決めたのに続き、もうひとり千葉県の友人が移住を決めた。 彼女は9月から名古屋に部屋を借り、仕事を探す予定だ。 放射能汚染を逃れて移住するという行為は、ある意味で出家に似ている。 それは社会への依存心を断ち、別の社会の構成...
2013年7月29日月曜日
友人たちへの呼びかけ
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福島第一原発から、これまでにない高濃度の放射性蒸気が出ているという情報があります。 何が起きているかは、わかりません。 東京から一時退避する人は、電話をください。 客用布団はたっぷりあります。 ちょっと旅行に行くつもりでどうぞ。 参考に http://bl...
2013年7月28日日曜日
たちよみ 『被曝不平等論』
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以下は、2012年7月に『現代思想』誌に寄稿したものの一部です。 「被曝と暮らし」 という特集に向けて、私は『被曝不平等論』という原稿を出しました。あれからもう一年も経つわけですが、あまり読まれていないようなので、後半の部分だけ抜粋して転載します。 前半は、技術的な分析、...
2013年7月25日木曜日
ツイッターとその反動
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仮説としての「原子力資本主義」は、透明性と柔軟性を備えた管理型権力である。それは、主権がまるで主権ではないように振る舞う世界だ。不正や暴力はまるで偶発的な事件のように演出され、人々に追認され、支配の構造が見えなくされる。 ところで、 2011 年の放射能拡散以後...
2013年7月9日火曜日
吉田所長は二度殺される
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東京電力福島第一原発の元所長、吉田昌郎が死亡。 蓋然的に考えれば、これは業務上過失致死の疑いが濃厚な事件である。 しかし、おそらく検察はこの死を事件化しないだろうし、司法解剖も行わないだろう。 吉田昌郎は「英霊」になった。 その死の背景は誰もあきらかにしない。 彼は...
2013年7月8日月曜日
いのちてんでんこ、あるいは、分子状民主主義
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2011年3月。東日本大震災の被害を伝えるテレビ報道のなかで、ひとりの女性が画面に映しだされる。彼女は津波を逃れて生き残った一人だ。彼女は静かな興奮を抑えながら、語る。私は介護施設に勤めていた。施設にいた老人は置いてきた。私は助かった、と。その後、全国に知れわたること...
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