原子力都市と海賊
矢部史郎のノート (旧「海賊共産主義へ」)
2013年2月27日水曜日
決めることの難しさ
›
汚染地帯に暮らすのか、移住するのか、決めなくてはならない。しかしほとんどの人はなかなか決められない。汚染の知識とか放射性物質の知識とかいう問題ではなくて、それとは別の次元で、移住を決めることに躊躇している。問題は充分に認識しているが、移住の案は保留する。では、放射能...
2013年2月25日月曜日
確率について
›
「復興」政策による被曝被害の隠蔽は、数字を使った詐術によって進められる。 最近、福島県で問題になっているのは、地域に設置されたモニタリングポストの数値が 汚染の実態を反映していないことだ。ある市民団体がモニタリングポストの地点で空間線量を計測したところ、表示され...
2013年2月21日木曜日
プロメテウスとエピメテウス
›
頭の悪い東大教授一ノ瀬のせいで、最悪な気分になったので、ちょっと気分転換に書く。 近刊『被曝社会年報』に寄せられたマニュエル・ヤンの文章に触発されて、すこし「プロメテウス」の話を書きたい。 朝日新聞の記事『プロメテウスのなんとか』等でたびたび目にするようになった「...
これから一ノ瀬正樹を読む
›
一ノ瀬正樹著 『放射能問題に立ち向かう哲学』(筑摩書房) を買った。いじるために。 で、これからざっと読もうと思うわけだが、まあ、いきなり読む前からアレだ。 いま巻末の参考文献リストが目に入ってしまったのだが、これが、 アリソン・ウェード 『放射能と理性 ――なぜ「...
2013年2月18日月曜日
「狼少年」の教訓
›
最近「放射能アレルギー」という罵倒の仕方を聴かなくなったという話を書いたが、もうひとつ聴かなくなった言葉がある。 「狼少年」だ。 私は今回の放射能拡散事件に際して、関東からの退避・移住を勧めてきたが、これは一昔前なら「矢部はまるで狼少年だ」と揶揄される...
2013年2月16日土曜日
補足・防護活動の階級意識について
›
前回の文章で、「放射線防護活動が共有する科学主義、人権意識、階級意識」というふうに書いたのだが、ここで「階級意識」と書いたことの補足をする。 今回の公害事件やそれに先立つ原子力政策にたいして、錯乱した国民意識というのは、「私たちにも少しの責任がある」と言う。あるいは言わな...
2013年2月13日水曜日
宣伝 『被曝社会年報』
›
昨年は『3・12の思想』(以文社)と『放射能を食えというならそんな社会はいらない、ゼロベクレル派宣言』(新評論)と、 2 冊の単行本を出した。また、雑誌『現代思想 7 月号』(青土社)でも放射線防護活動について書いた。 今年は、『被曝社会年報』というアンソロジーを...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示